インディーRPGの金字塔・アンダーテールの初プレイ感想。
2018年9月15日発売
必要容量:221MB
通常パッケージ版:4320円(税込み)
ダウンロード版:1620円(税込み)
アンダーテールは他のプラットフォームで大ヒットを記録した有名な作品です。
私は今年初めに放送されたニンテンドーダイレクトで初めて知って興味を持ちました。
ネットで少し調べた所MOTHERの後継タイトルとも評されていた為、私の期待値も急上昇。
発売後はスイッチ版を購入したユーザーからSNS等でも高い評価を得ていたので、数週間遅れて購入しました。
大作のように派手な内容のゲームではありませんがお手頃価格で物語の完成度も高い良質なインディーズゲームだと思います。
またアンダーテールに登場する主要キャラクターのサンズが着せ替えファイターとしてスマブラSPへ参戦しましたことも話題になりました。
スマブラにサンズ(Sans)参戦(Miiコスだけど)ってまじかよwwwwwwwww pic.twitter.com/P0fgFD0gMd
— ハローダ@山手線全駅下車!! (@HalodaE235_0) September 4, 2019
初見プレイで2時間遊んでみました
アンダーテールは多くのサイトで攻略情報やネタバレが記載されていますが私は基本的に攻略サイトなどは見ませんので、ゲームの紹介記事やSNSで流れてくる情報程度の知識しかありません。
なので今後どのような展開になるのか、またどういう結末を迎えるかなどは一切知らない状態です。
この記事においても2時間遊んだ程度で知りうる情報以外のネタバレはありません。
現時点で2時間程度遊んだのでそのプレイ感想などを書いていきます。2時間遊んだなかで知りうる程度のネタバレはあります。
ストーリー
モンスターの住む地下世界に落っこちてしまった女の子がニンゲンの世界に戻る為に旅をするというお話です。
マザーの後継作品とも言われるだけあって脚本と台詞回しに独特のセンスが光ります。
洋アニメのアドベンチャータイムの「一見ノンビリとしてるけどトゲのある世界観」がアンダーテールの世界観に近いかなって感じました。
可愛い子犬かと思ったら、、、 #NintendoSwitch pic.twitter.com/uSwFO61W9b
— いかベーダー@撮影 (@ikasatuei) 2018年10月14日
戦闘
戦闘はコマンド形式のターン制バトルを採用していますが所々にアクション要素が盛り込まれています。
そして主人公は必ずしもモンスターを倒す必要性が無く、むしろ倒さずに戦闘を攻略する事がアンダーテールの謎解きの一つであり醍醐味でもあります。
「殺すか殺されるか」の世界の中で「殺さない」を選択する事で、この世界に住みつくモンスターたちの不思議な魅力に気付くことが出来ます。
バトルでは倒さずに逃がす事が出来る。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/trSbRUHsJP
— いかベーダー@撮影 (@ikasatuei) 2018年10月14日
優しい謎解きとトゲのあるお話
まだ2時間程度しか遊んでいないので物語の進行自体は順調で大きな壁にぶつかる事もなく進んでいます。
道中にはフィールドギミックとしてパズルが随所に盛り込まれていてますがサクサクと気持ちよく解いて進める事が出来ます。
所々、棘のある仕掛けや台詞が仕込まれていてちょっとドキってする事も。
行き詰る訳ではないけど、これで良かったのかなと思わせるようなモヤモヤとした展開もあります。
その辺りのモヤモヤも世界中が虜になったアンダーテールの魅力なのかもしれませんね。
プレイ感想(2時間編)
ノリや台詞回しが独特で、いわゆる王道的なRPGではないので好き嫌いは分れると思いますが私は今のところ楽しく遊べています。
戦闘のアクション要素が面倒と言えば面倒なのですが単なるコマンド戦闘ではないので単調さは回避しています。
また行く手を遮るダンジョンギミックが「岩を動かしてスイッチを押す」「落とし穴を避けて先に進んでいく」など初期のドラクエシリーズに見られたパズル要素が仕込まれていてファミコン世代の私は懐かしさを感じました。
RPGの枠にはまらない自由な構想に「アクションゲームかな?」って戸惑う事もあります。
おれ、何のゲームやってるんだ!? #NintendoSwitch pic.twitter.com/gJnleB94M3
— いかベーダー (@40dansi1) 2018年10月25日
お話としては早く先が知りたいっていう感じはなく日常系の漫画を読んでいる様な「のんびりとしてちょっとトゲがある」そんな世界観をゆっくりと楽しむような内容です。
とはいえまだ導入程度しか遊んでいないので今後の印象は、また変わってくるかもしれませんが初見2時間のプレイ感想はこんな感じです。(クリア後にまた感想追記する予定です)
クリア後
おおよそ12時間程度でアンダーテールをクリアしました。
テキスト式のRPGですが終始アクション要素が強いです。エンディングは3種類ありNルート、Pルート、Gルートという三つのルートそれぞれにエンディングが用意されています。
私はNルートのみクリアしましたが、ラスボスは結構強くて何回もやり直ししました。他のルート、特にGルートのラスボスはめちゃくちゃ強いです。(子供が見せてくれました。)
アクション苦手な人は折れちゃうくらいの強さです。
ストーリーはすでに述べさせていただいた通り、アドベンチャータイムのような世界観で進行していきます。ところどころにある棘が心をチクっと刺す毒のある物語でした。
アクションゲームが得意で洋アニメの好きな方には特におすすめです。
ダウンロード版なら1620円と比較的お求めやすい価格帯なので秋の夜長に読書感覚で楽しむのも良いかもしれません。
私はベッドで寝ころびながら、スイッチの携帯モードを使って読書感覚で遊んでいます。
ちなみに私はダウンロード版で購入しましたが特製ブックレットが付属したパッケージ版も発売されています。
アンダーテールの大ファンという方にはパッケージ版がおすすめです。