米田
2018年の年末(年始)休暇は当初、スマブラSP若しくはスプラトゥーン2あたりで対人戦に熱狂しながら過ごすつもりでした。
…がっ!
実際はドラクエビルダーズ2に熱中していました。
2019年はある建物を建築中に迎えました(笑)
狂ったようにコントローラーを握り締め、休暇中(9日間)に100時間近く費やして無事にクリアしました。
米田
この記事はドラクエビルダーズ2のプレイ感想(ほぼネタバレなし)です。
まず設定からして面白いです。
主人公との対立組織はハーゴン教団、ドラクエ2の世界観を継承しています。
物語を共に冒険するのはDQ2のラスボスだったシドーくん。
ハーゴンやシドーはロト3部作では印象に残らない、竜王やゾーマのようなカリスマ性のないボスキャラでした。
(DQ2のハーゴンはあくま神官と大差ない風貌、シドーは破壊神などとたいそうな二つ名とは裏腹に破壊することなく散っていく。)
多くの人がドラクエ2を語るとき脚光を浴びるのはふっかつのじゅもんやロンダルキアの迷宮、サマルトリアの王子の軟弱さでありラスボスについてはあまり関心を持たれていませんでした。
そのハーゴン達がビルダーズのシステムを得て華麗に復活したのです。
「破壊信仰」
世界観にハーゴン教団の破壊進行が驚くほど融合しています。
創造を生きがいとするビルダーと破壊信仰。相容れない二つの思想がぶつかります。
話を進めるほどに展開を知りたくなるドラクエらしい物語。
しかもボリュームも半端ない!!(クリアまで100時間!もちろんその後も楽しめる)
ではドラクエに興味なかったらつまらないのか?
それが違うんです、ドラクエ知らなくても面白いんです。
何故か?
ビルダーズの住民はまるで本当に世界があるかのように生活しています。
貧しい世界で育った住民たちは物ができる喜びを知り生活を豊かにしていく度に歓喜します。
その住民たちの反応を見ているだけで面白いし嬉しいのです。
しかしせっかく作り上げた空間を無情にも容赦なく破壊していくハーゴン教団。
破壊された拠点に立ち尽くしいままでの苦労を想い放心することも。
ですが壊されることによって工夫が生じ、より良い空間が生み出されていきます。
拠点を破壊されて闇落ちしたぴぴ(主人公は)魔物どもをぶち殺す処刑場を作った。。。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/z5XCwAaeHQ
— ベーダー (@40dansi1) 2019年1月4日
プレイヤー自身も破壊と創造の中で成長していけるのです。やりがいを感じて立ち上がります。
「ドラクエらしいストーリー」「やりがいのあるクラフト」
この2点がドラクエビルダーズ2を最高のゲームへと昇華しています。
他にもオンライン要素があって前作を大きく改善してと魅力はたくさんあります。
マイクラでは自由すぎて何をやっていいかわからなかったという方にも遊んでほしい。
ドラクエビルダーズ2はドラクエの派生作品に失望した人にも手に取ってほしい、ナンバリング作品といっても過言ではない傑作です。
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島 Nintendo Switch版 価格:7,160円 |
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