ファミコンライクな映像に誘われて偽りの黒真珠購入しました
荒井清和さんデザインのキャラクターに惹かれたのですがSNSでたまたま見かけるまでこのゲームの存在自体を知りませんでした。
スイッチニュースに掲載されていたPVも良くできていますよね。あのニュースの上手い所は紹介されたゲームの価格が記載されていないところですね。
このゲームいくらかな?→e-shopに移動→なんだ1000円か安いな(ぽちっ)
っていう流れが完全に出来てる、ニュースから直接e-shopに飛べるのも良い。
半分、勢いで購入した偽りの黒真珠のプレイ感想です。大きなネタバレは無いように配慮していますが気になる方はバックボタンでお願いします。
ゲーム内容
東京で発見された変死体の捜査を発端に次々に起こる怪事件を解決するコマンド式アドベンチャーゲーム。
ファミコン風の映像が特徴。
部下であるケンの陽気な性格上、伊勢志摩を旅行している様な錯覚に陥ってしまうトラベルミステリー。
感想
ゲームボリュームは4時間くらいです。早い人なら2時間以内で終わるのではないでしょうか。
私的には先ほど述べた通りキャラクターデザインがまず刺さりましたね。
ファミコン風のレトロな画像が荒井さんのデザインにとてもマッチしています。
個人的に人物画はこれでいいけど背景はもうちょっと綺麗にしてほしかったかな。
正直、何を表現してるかよくわからない背景画があって志摩の魅力が半減しているような感じです。
後々、写真で検索してあれはコレを表現していたんだ…なんて答え合わせしたりしました。
あとグラフィック関係でいえば文字。
ファミコン風を忠実に表現しましたって狙いなんだろうけどやっぱり小さくて読みづらい。
「+」ボタンで取扱説明書を見たり文字を大きく出来る事をネットで知ったんだけど、そういう基本的な機能の説明がないのはどうなのかな。
普通に遊んでいたら「+」ボタン押す必要ない訳だからそこはコマンド欄に入れても良かったんじゃないのかなって思いました。
老眼に小さい文字は厳しい(笑)
ストーリーはスムーズに進みます。
犯人も意外性があったり、途中ちょっとしたお色気があったりで大筋では満足しています。
謎解きで詰まるところはあまりなくコマンド総当たりでもいけますが、行うべき行動を部下のケンがある程度行動を絞ってくれます。
その為、難易度は低いですね、アドベンチャーゲームというより本を読んでいる感覚で進めます。
終わってみるとエピソード的にこれ必要?ってのがいくつかあって、結局あれなんだったんだろうってのもあります。
意味ありげな人物でも特に意味がないって感じの設定もありましたし。
細かいところで多少の不満点はあるものの価格が1000円と安いですし何より懐かしさあふれる映像、荒井先生デザインの魅力的なキャラクター。
ヒロインが可愛いのはもちろんですが、部下のケンも愛嬌があって素敵です。
ケンのガイドによってファミコン時代の様な理不尽な謎解きはないのでストレスなく遊べます。
アドベンチャーゲーム初心者にお勧めしたい一作ですね。